当社の太陽光発電(PV)ケーブルは、太陽光発電ファームの太陽光パネルアレイなど、再生可能エネルギー太陽光発電システム内の電源を相互接続することを目的としています。これらの太陽光パネルケーブルは、屋内および屋外の固定設置、また導管やシステム内への設置に適していますが、直接埋設には適していません。
最新の欧州規格EN 50618に準拠し、整合規格H1Z2Z2-Kの名称で製造されたこれらのソーラーDCケーブルは、太陽光発電(PV)システム、特に導体間および導体とアース間の公称DC電圧が最大1.5kV、1800Vを超えない直流(DC)側に設置するための指定ケーブルです。EN 50618では、ケーブルは低煙・ゼロハロゲンで、単芯の柔軟な錫メッキ銅導体と架橋絶縁体およびシースで構成されていることが求められています。ケーブルは11kV AC 50Hzの電圧で試験され、動作温度範囲は-40℃~+90℃です。H1Z2Z2-Kは、従来のTÜV認定PV1-Fケーブルに代わるものです。
これらのソーラーケーブルの絶縁体と外皮にはハロゲンフリーの架橋化合物が使用されているため、「架橋ソーラーパワーケーブル」と呼ばれています。EN50618規格の被覆は、PV1-Fケーブルよりも厚肉です。
TÜV PV1-Fケーブルと同様に、EN50618ケーブルは二重絶縁構造を採用し、安全性を高めています。低煙ゼロハロゲン(LSZH)絶縁体とシースにより、火災発生時に腐食性煙が人命に危険を及ぼす可能性のある環境での使用に適しています。
ソーラーパネルケーブルと付属品
詳細な技術仕様については、データシートをご覧ください。または、当社の技術チームまでお気軽にお問い合わせください。ソーラーケーブルのアクセサリもご用意しております。
これらの PV ケーブルは、BS EN 50396 に準拠したオゾン耐性、HD605/A1 に準拠した UV 耐性を備え、EN 60216 に準拠した耐久性テストを受けています。期間限定で、TÜV 認定の PV1-F 太陽光発電ケーブルは在庫から引き続き入手可能です。
陸上および洋上風力タービン、水力発電、バイオマス生産など、再生可能エネルギー設備向けの幅広いケーブルもご用意しています。
投稿日時: 2020年11月29日